昭和記念公園、花見の会と紙芝居!

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 立川市昭和記念公園に環境活動の仲間達と花見の会です。神奈川県道志村での森林ボランティアで活動する方、生まれ育った地域で自治会・町内会会長として取り組む方、環境カウンセラーの活動者や社会の第一線で活躍中の方など多様な分野の仲間達です。共通するのは歳を重ねても個性を輝かせ、社会や皆さんのお役に立ちたいと願う純粋な”青年達”ばかりです。気の置けない仲間との時間は浮世の疲れも飛んでいきます。

 私は、所用のため途中からの参加となりましたが、グループは少し風の冷たい記念公園の桜を見ながら移動して、市内の施設に再集合しました。そこで紙芝居の開幕です。今日の演目は「杜子春」と街頭紙芝居の「漫画」です。休憩中の周辺の方々に一言お断りして、上演を始めました。「杜子春」は16枚の長編ですが、皆さんはよくお付き合い下さいました。原作の芥川龍之介は誰もが知る人ですが他の二人、脚本の堀尾青史と画の小谷野半二も教育紙芝居の世界では知らぬ人のない大看板です。特に、私は小谷野半二が大好きです。戦前・戦中にに日本中を席巻した国策紙芝居の第一人者でもあります。その紙芝居を見ていただきました。

 演じ手の私は、よく知る皆さんを前に緊張しながらもストレス感から解放されて楽しく上演できました。長い紙芝居の経験がある私でも、ストレスフルな紙芝居がよいか、気楽な紙芝居がよいのか判断が付きません。多分、両方ともよいのかもしれません。努力しても報われない、尽くし損と思っても取り組む、その時に不思議に向かい風が追い風に変わる不思議を体験することがあります。でもその分水嶺がヒトにはわかりません。丁度、北風が南風に変わり、桜がつぼみから花開くその瞬間のように理解を越えています。でも私たちはそれを知りたくて、花に聞くために花見に繰り出すのかもしれません。みなさん、またお会いしましょう!