府中市郷土の森博物館「なつかし亭」紙芝居
2ヶ月ぶりに府中市郷土の森で紙芝居。真夏のような高温多湿で屋外での紙芝居は熱中症を心配し、直前まで雨の予報に加えて備品搬入用の車の不具合で巡業が危惧されました。しかしディラ―では無理と言われたエンジン故障をなじみのGSの担当者が最優先で仕上げて上演が実現しました。地域の一大イベントのため、周辺混雑を想定して3時間半前に横浜を出発して駆けつけました。
広い芝生広場を伝統芸「猿回し一座」と交代で使用し、街頭紙芝居を上演しました。異業種同士の共鳴を楽しみながらアジサイの花に囲まれて、お客様の”にぎわい”をつないでいくことが出来ました。
出演時間に余裕があるため、持参のお弁当をゆっくりと使いました。緑陰の風がやさしい森のベンチで見知らぬ青年に声をかけて記録写真を依頼。自分で握った梅干しと海苔のお握り、ブロッコリーとピーマンのゴマとマヨネーズ炒め、切り落とし和牛肉とタマネギのすき焼き風。煮卵(熱湯で7分加熱した温泉卵をダシ醤油とみりん、砂糖にXO醤を溶いた煮汁に5時間漬ける)のお弁当。「おいしそうですね」「撮りますよ」「ハイ、チーズ!」・・。少し不自由に見える右手で、私の携帯を上手に操作してくれました。やさしく、さわやかな澄んだ笑顔に暑さも吹き飛びます。今日、一日分のあふれる喜びを感じました。有難うございます!
2回の公演は50人以上でしょうか。大人、子どもと90代のおばあちゃま。昭和の街頭紙芝居を直接見た方です。とても喜んでくださいました。そして、他のお姉さま達「街頭紙芝居初めて見たわ!」と言う方も。「ホント~?」「若く見せようとして!(ワハハ)」。楽しい、紙芝居になりました。