不安と混乱が続きますが、新しい年が幕を開けました!

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 息が詰まるような閉塞感がいっぱいの一年が逝き、新しい年が幕を開けました。どんな一年になるのでしょうか?しかしそう思いを巡らす前、大晦日から元旦にかけて私に小さな突発事件が発生しました。
 私が10年前から開設しているHPの更新が不能になり、あまつさえ外部からの閲覧も完全に不能になってしまいました。私のHPはQHMという作り方ですが、最初にご指導いただいた柏市の森崎先生に助言を受けて、なんとか1月3日に復旧できました。その間、ささやかなHPですが、紙芝居を通して思いを発信・受信し、そして更に新しい出会いにつなげる喜びが遮断された思いでした。復旧に感謝してあらためて「紙芝居なつかし亭」の原点を踏みなおして、前へ進むことといたします。
 そんな思いからフロントページの話題には「寿町福祉保育所」と「村田由男園長」が登場しました。鷲塚隆師匠と出会い、胸いっぱいの思いであらゆる紙芝居にチャレンジしていた頃の大切な原点の一つです。
 2011年(平成23年)8月14日、日ごろ保育所内で演じていた紙芝居が外に飛び出し、寿町の夏祭りで労働福祉センター「旧職業安定所」前の路上で園児達に紙芝居を上演しました。炎天燃えるような夏の昼下がり、村田園長も子ども達も汗をかきながら応援してくれました(掲載写真)。自転車は石川町駅周辺の新聞販売店から借用。人の情けを知る人たちとの出会いの中で、今も忘れられない夏の一日です。心からの感謝です!合掌!
※寿福祉保育所、村田由男園長のことは「寿町のひとびと」(山田清機:著、2020年10月30日発行、朝日新聞出版)に詳述されています。