新春、なつかし亭紙芝居の旗開きです

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 清浄な大気の中に除夜の鐘が響き、新しい年の幕が開きました。今日は、西区岡野町の「西地区センター」の新年の会で紙芝居の旗開きです。30人のお客様に第一部に続く第二部”お楽しみ会”で「かさじぞう」を上演させていただきました。第二部の冒頭では主催者のお一人が”全員参加のゲーム”で雰囲気を作って下さり、私はいつものような”マクラ″も振らずにそのまま素直に紙芝居です。
 若い方も年配者も、男性も女性もいる中で強い印象に残ったのは二組のお客様です。年末年始全く休みが取れず初めてのお休みに八王子から参加して下さった親子の方、そしてもう一組は紙芝居が好きな2歳の男の子です。紙芝居の上演中、喜んで笑い声や掛け声をかけてくれました。そして終演後は、舞台に上がってしみじみ紙芝居をなでたり触ったり。最高のお客様に支えられ今年のなつかし亭の紙芝居の旗開きです。
 昨年11月5日に横浜市有形民俗文化財に追加指定していただいた歴史博物館所蔵の紙芝居、3年前に先行指定された「鷲塚コレクション」の貴重な昭和の記憶の遺産を次の世代に継承させていただきたいです。時代が平成から新しい時代に移る中、一人の笑顔を目標にお客様と心ひとつに励まし、励まされ一歩踏み出していきます。ありがとうございます。