定例の”子育て世代”の方々への紙芝居巡業です

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 毎月訪問している子育て世代の方々への紙芝居に巡業しました。梅雨が明けたとは思えない集中豪雨や地震などが重なります。少しでも
混乱と不安の時代を生きる若い世代にもお役にたちたいと願いながら、紙芝居を通してこの会も2年目の夏を迎えます。
 
 今月は「ひまわりパンツ」と「エメリヤンとたいこ」を上演しました。”エメリアン”はトルストイの原作、高橋五山の脚本、小谷野半二の絵で今から15年前の2003年5月に童心社から発行されました。小谷野半二は昭和10年代から終戦まで全国津々浦々にまで普及、伝播した国策紙芝居の大看板。そして脚本は、戦後の教育紙芝居の世界に金字塔を打ち立てた高橋五山です。今日、膨大に発行される印刷紙芝居の代表作で時代を超えて読み継がれる作品と思います。

 名作の魅力に助けられ、演じ手の私は緊張しながらも何とか上演を終えることができました。お客様の中には若い両親に交じって、おじいちゃまとお孫さんの姿もありました。私は嬉しくなって、「また次回の紙芝居でお会いしましょうね!」と”約束の指切り”をしてしまいました。

 また不思議なご縁なのですが、明日7月7日(土)は、その高橋五山にちなむ「五山賞」の56回目の受賞表彰式です。またあわせて右手和子先生にちなむ第4回右手賞の表彰式も同時開催されます。そして、表彰式をご案内下さったのは「子どもの文化研究所」鈴木孝子さんと、高瀬あけみさんです。高瀬さんは「小谷野半二」さん他多くの画家たちが心血を注ぎ一世を風靡し、敗戦により雲散霧消してしまった”国策紙芝居”の研究を長年続けられてきました。街頭紙芝居も国策紙芝居も同様の運命をたどります。だからこそ紙芝居は不思議なご縁をつなぐのかもしれません。ありがとうございます!