府中市郷土の森博物館、紙芝居打合せです

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 関東甲信越地方に梅雨入り宣言が出された雨の一日。府中市「郷土の森博物館」に6月16日(土)①午後1時~、②午後2時~の街頭紙芝居上演会の打ち合わせに訪問しました。多摩川の「是政橋」北に展開する広大な花と緑あふれる郷土の森は、府中市民の憩いの場所です。現在、”アジサイ祭”りが開催中。季節の花があり、梅林がありそして府中の街の歴史を次の世代に伝える素晴らしい「博物館」が紙芝居の舞台です。施設2階の”近現代史コーナー”、その街の歴史、人びとの営みを伝える”常設展示”の会場で「街頭紙芝居」の上演をさせていただきます。
 これまで、各地の図書館、大学、博物館そして各種施設で紙芝居や講座をさせていただいていますが「郷土の森博物館」はどこにも負けない出色の施設環境です。当日の上演に向けて本間学芸員さんが手作りで、上演用舞台の調整作業に汗をかいて下さいました。 もともとの会場の舞台は街の歴史の動画を自動放映するための舞台です。そのため街頭紙芝居の”尺(しゃく)”に合わせるためには大変な作業です。本当にありがとうございます。
 さらに仰天したことがありました。この動画再生時に流れる聞き覚えたやさしく、良く通るなつかしい声。まさにそのナレーションは故・梅田佳声先生でした。かつて父が元気だった頃、梅田先生は父の好物だった「榮太郎の梅干飴」をいつも贈ってくださいました。お住まいの調布市に榮太郎の工場がありそこで奥様が購入されて「産地直送」の飴です。風のように時が過ぎます。奥様には心ならずもご無沙汰してしまいました。梅田先生の思い出を、胸いっぱいにして故・鷲塚師匠の街頭紙芝居を上演させていただきます。梅雨のさなかかもしれません。でも喜びで楽しく、”府中市郷土の森博物館”の紙芝居に挑戦いたします。