吉田中学コミュニティ・ハウス紙芝居講座第1回
横浜市中区の繁華街、関内・伊勢佐木町に隣接する学校施設を活用した“コミュニテイ・ハウス”の紙芝居講座の初回です。1週間前から自転車舞台を搬入して準備し、平野館長手作りのポスターで参加者を募集して下さいました。しかし当日は、冷たく激しい雨が続きます。その上に大きな突発事件が発生しました。
なんと私が道に迷い開始時間に遅刻してしまったのです。施設は私が紙芝居修行中に、散々通った中区寿町の近傍で伊勢佐木警察署の近所なのですが、その半径200~300メートルの範囲でなんと40分間も車でグルグルと迷ってしまいました。真昼の迷宮、氷雨の中の怪現象。当然、警察の地域課に立ち寄り経済地図で確認するのですが走り出すと迷う、その連続でした。警察官も、”イベントは始まる時間ですね”と心配してくれます。一方通行の道に幻惑されたのかもしれません。
紙芝居は、25分遅れてスタート。でも開口一番、参加者にお伝えしました。「遅刻して申し訳ありません!」「皆さんの中には”もう帰ろう”と思った方がいたでしょう。でも、帰らなくて良かった!という紙芝居をやりますよ!」そうお伝えして、「おじいさんと犬」「杜子春」そして「お山の金ちゃん(スキーの巻)」「なぞなぞクイズ」を上演しました。紙芝居の自己評価では最高得点です。よくできたと思います。何があっても、”半径3メートルの宇宙”はしっかりと創ることが出来ました。終了後、上品なご婦人が「本当になつかしい紙芝居でした!」「ありがとう~」と・・・。感謝で胸が熱くなりました!ありがとうございます!