3年ぶりの都筑区民まつりの紙芝居

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 11月3日、コロナ禍のトンネルを抜けて久方ぶりの”都筑区民まつり”。紙芝居は長年指定席だった、都筑区総合庁舎玄関横スペースから一階ホールの中央に上演場所を変更。図書館スタッフの皆さんが、パイプ椅子や簡易シートで立派な仮設会場を準備し、館内では2週間前から、自転車舞台をセットして街頭紙芝居を展示して事前PRにも取り組んでくれた。
 今回は、11月9日までの”秋の読書週間”に重なることから紙芝居を楽しく上演するだけでなく図書館と読書につながる紙芝居をテーマにした。そのため一回目10時30分の会には、「杜子春」、「こぞうさんのおきょう」に加えて冒険アクション街頭紙芝居を組み合わせた。「杜子春」は芥川龍之介の名作、「こぞうさん・・」はあまり知られていないが今年で生誕110年を迎える新美南吉の童話作品。二回目の公演では「注文の多い料理店」からスタート。「注文の・・」は今年、没後90年の節目を迎える宮沢賢治の名作だ。次に「ごん助じいさんとえんま大王」をコミカルに上演。2回とも「謎々クイズ」を組み合わせて正解者には景品の”巻きドリ”を進呈した。
 お客様は立ち見を含めて一回目は50人以上、二回目は100人に迫る方々。その視線を実感し、緊張の中にも”紙芝居はコミュニケーションの対面販売”という魅力をあらためて深く感じた。スタッフの皆さん、お客様ありがとうございました!またお会いしたいです。