ブレスト綱島二階保育園紙芝居に巡業!

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 綱島駅から歩いて10分。「ブレスト綱島二階保育園」で紙芝居上演です!世界につながる心を育む、保育園をめざして厳しいコロナ禍に開園して、若い新藤園長を中心にひたむきに前進しています。
 今日は、スタッフのマキノさんにご紹介いただいて親友のオオノさんご夫妻とフクダさんの3人で訪問しました。お客様は園児が50人以上、スタッフの方と合わせて60人。でも大型アンプをお借りして紙芝居は「エメリヤンとたいこ」(高橋五山脚本・小谷野半二画)からスタート。高橋五山は、教育紙芝居の生みの親の一人。60年以上続く紙芝居の五山賞に名前を冠されます。また小谷野半二は戦前戦中に紙芝居の世界を席巻した”国策紙芝居”に多くの作品を残します。脚本も絵も骨太の迫力ある作品ですが、私なりにたいこの擬音をたくさん盛り付けてリズムとテンポをつけました。また最初のカエルさんとの出会いは後の展開がわかりやすいように「これからもっとビックリすることが起るヨ!」と言わせてみました。原作はロシアの作家トルストイ。悪い王様が登場するのも暗示的です。でも最後はハッピイ・エンドです。王様は涙を流して反省します。
 二作目は「トラのおんがえし」。脚本・絵も渡辺享子先生。4年前の2019年1月にご逝去されましたが大好きな方でした。この作品を演じるといつも、先生を思い出します。この他に、落語紙芝居も楽しい作品があります。本寸法の、本格的な古典落語「ぞろぞろ」「三方一両損」等など。”人生の落後者”の私にピッタリの作品です。
 三作目は、双方向型紙芝居「ひもかとおもったら・・」(古川タク作・画)。これは盛り上がりました!1枚ごとに問題が出され、その正答がヒール役(悪党)の紙芝居オジサン(私)のミスリードでほとんどがハズレる展開。でも最後の、みんなが連呼した「ヘビ!ヘビ!ヘビ!・・」は正解でした。大逆転!正義は勝つ!良かったね!あ~悪役はつらいョ!と終了した今日の紙芝居巡業でした。本当に皆さま、ありがとうございました。心から感謝いたします。