足立区扇一丁目の星谷浴泉は下町の秘湯!

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 足立区銭湯の紙芝居。今日は西日暮里駅から高架型新交通システムの「舎人ライナー」に乗り換え隅田川と荒川を越える巡業です。川をひとまたぎして、扇大橋駅から徒歩15分の「星谷浴泉」が本日の会場です。初めての会場で上演の2時間30分前に横浜を出発。駅からのアプローチは難行苦行、細い道でバスもタクシーもなくランドマークもありません。若いママさんに道をたずね、エプロン姿の奥様にも聞きました。良く教えてくれるのですが、「この先まだ道に迷うから必ず聞きなさい!」と助言。それくらい道が迷路です。私は、足立区の”秘湯”と呼ぶことにしました。
 その”秘湯”にお集まりの方は6名。スタッフは4名の方々です。良く遭難せずにおいで下さいました。紙芝居は、故・鷲塚隆さん寄贈の街頭紙芝居「風雲流五郎(6巻)(7巻)」と漫画に「なぞなぞクイズ」で40分の紙芝居です。いつもはどの会場でも大人しい男性達がこの会場はすこぶる元気。なぞなぞクイズもバンバン正答を出しまくります。初めての会場で、スタッフとお客様との出会いでしたがとても楽しく取り組めました。ありがとうございます。
 この地域は扇大橋の名前から扇1丁目と呼ばれています。以前、横浜で親しくした噺家の「入船亭扇里(いりふねていせんり)」さんの”扇”からマクラを振りました。扇里さんは何度か地域の寄席にお呼びしたご縁で学校寄席にも取り組みました。小学4年生を対象に本格的な寄席のしつらえで数年間訪問しました。
 しかし学校寄席は大きな声では言いにくいのですが報酬がないのです。私達はともかく師匠には出して欲しいが無理、と。「もうやめちゃうか!」。しかし扇里さんは「勉強になるから大丈夫です」と・・。頭が下がりました。そして私も納得。扇里さんに「よ~し、学校寄席なんだから学校がヨセ!って言うまでやろう!」(笑い)

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