夏の炎天に燃えながら親子の紙芝居へ!

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 毎月訪問している西区の親子の集いの皆さんへ紙芝居です。夏休みに入り、今日はいつもより多くの方々がいらっしゃいます。そして特に子育てを終了した世代の皆さんが目立ちます。その中に、環境活動やボランティアに忙しい友人の澤村さんが応援に来て下さいました。彼は厳しくもやさしい、なつかし亭紙芝居の理解者のお一人です。70代の彼と小学校低学年の児童と未就学児が並んで紙芝居を見て下さる私の理想形の紙芝居が上演できました。
 その演目は「やせためんどりときつね」。数年前に中区山手の大佛次郎記念館での紙芝居で上演して以来でした。楽しく愉快に、大人も子どもも楽しめるという紙芝居は、口にするほど簡単ではありません。でもそのために始めた紙芝居でもありました。やせためんどりが、苦労しながら子を産み育てます。そして体力も気力も充実して、恐ろしいキツネにも驚きの智慧を発揮して見事に撃退します。よいテーマです。紙芝居の原点を再確認できたような気がしました。
 いつものように広い会場用にマイクとアンプを持参しましたが、交換プラグを紛失して使用不能でした。やむなく地声で勝負したのですが、これも原点を思い出す体験でした。終了後に澤村さんが言いました。「マイクを使うよりも地声の方がイイね」。ありがたいです。そのように応援して下さる皆さんの声に励まされ夏を乗り越えてまいります。