今日の紙芝居は「60点!」。また勉強し直します
日差しがあっても厳しい寒さが続く横浜。今日は、去年4月から月1回巡業させていただいている宗教法人です。数年前に台湾台北市の認知症施設を訪問した際に、寺院の境内でも上演させていただきましたが、私は読経や法話の合間の紙芝居が大好きです。しかし、なかなか上演の機会がありません。この月1回の巡業が私にとっては励みになり、また研鑚の場になります。
今日は、高齢の方や子育て世代の若い方、そして小学生にも見ていただける貴重な機会です。これまでも、三世代の方々に喜んでいただけるように演目を考慮し、また裏書も簡素にわかりやすく、明るい紙芝居を心がけてきました。
しかし今日は、想定外のアンプの電池切れでマイクが使えずに「地声」で上演することに・・。最初の出演グループが「アンパンマン」をキーボードのメロディに合わせて演じた後の二番手が私。しかしそのような事情で思わぬ苦戦でした。すべて私の責任なのですが、多くの教訓を得ました。上演技術を工夫し言葉を推敲しても相手に届かなければ、コミュニケーションは成立しません。半径3メートルの宇宙は成立しないことを、あらためて痛感しました。反省して、また勉強し直して参ります!
でも30人以上のお客様は喜んでくださいました。逆にこちらが恐縮します。今回は残念ながら自己採点で60点、でも来月は100点満点を目指します!お客様にも、「次回はもっと皆さんに”届く”紙芝居を上演します。嘘だと思うなら見に来てください!」と強気にお伝えしました。もちろん、新しい電池を入れたアンプとマイクは忘れません。今日はゴメンネ、ゴメンネ!