歴博ラスサタ紙芝居、今日は「大寒」です

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 1月ラスサタ紙芝居の今日は、一年で一番寒いといわれる「大寒」です。スポーツ界や神社仏閣ではこの寒い季節に合わせた「寒修行」が行われます。街頭紙芝居を寄贈された故・鷲塚隆さんのご遺志を受けて毎月開催されるこの紙芝居も5年目を迎え,心新たにまたスタートしたいです。年々歳々人は変われども次代へ継承する工夫と情熱、感謝をたぎらせて「横浜市有形民俗文化財指定」紙芝居を次の世代へ継承したいです。今日は、足袋(たび)を脱いで素足に雪駄を履きました。でも屋内は冷たいというより温かい、ぬくもりすら感じる私の大寒です。
 今日の上演者は、あややさんと私。あややさんは大阪三邑会の演目やクイズと、「拳骨(げんこつ)」の連続モノです。私は鷲塚師匠の「愛の山河」(23巻~24巻)、漫画「エリ子さん」(504巻)、「鳴門秘帖」(7巻~8巻)を上演しました。お客様は1回目8人、2回目15人、3回目は26人です。お客様の年齢層や男女の別、そして人数により紙芝居の雰囲気は変化します。私自身、今日は反省することが大変多くありました。気づかせていただけることがありがたいと感じます。また最前列で見て下さった”石黒さん二兄弟”、ハル君、ユッキー君応援してくれて、ありがとうございます。励みになりました。
 昨日鶴見大学図書館の帰途、鶴見総持寺の修行僧の托鉢出発式に出会いました。総勢30人が寒修行の身支度です。全員が網代傘(あじろかさ)をかぶり素足のわらじ履き。鉄鉢を持ち「般若心経」を読経しながら街を托鉢に歩きます。私達は宗教を持つ人も持たない人も、また宗派や形は異なれどさまざまな節目に”人生の修行”に向き合います。私は、折々に手を合わせ感謝を形にしていますが、これからも寒さや困難に負けずに強く優しく、そして前向きに。私もこれから「寒修行」に出発します。

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