磯子区、鷲塚隆師匠の”感謝紙芝居大会”へ巡業!
秋が深まる雨の週末。磯子区岡村の鷲塚隆師匠のご実家「ファミリー丸岡」車庫スペースでの”祥月ご命日感謝紙芝居”も5回目を迎えました。横浜市歴史博物館刈田学芸員も同行して下さり、お店の前の歩道に街頭紙芝居の拍子木が響きます。ありがとうございます。
「スーパー丸岡」の紙芝居はいつも不思議な出会いに包まれます。今回は、冷たい雨の週末でお客様は極端に少なく、呼び込みも苦戦しましたが、1回目12人、2回目9人とお客様が集まってくださいました。本当に感謝です。舞台用の自転車はご近所の新聞販売店から借用し、パイプ椅子は刈田学芸員が、開演1時間前に近隣の施設から借用し会場に搬入してくださいました。
紙芝居の演目は「漫画」と「なぞなぞクイズ」、そして少年冒険活劇「月光仮面・赤外流星人」とチャンバラ「風雲流五郎」です。その会場の最前列に座って、じーっと紙芝居舞台を見つめて下さった方がいました。平成24年10月11日に逝去された故・鷲塚隆師匠の奥様、里子さんです。秋の冷たい屋外の会場で、午前中の仕事を終えてから、最後まで見て下さいました。ありがとうございます。
里子さんはいつも、つたない私の紙芝居をけなすことなく、おとしめることなく、背中を押して下さいます。今回も同様です。「お父さんは長い間紙芝居をしていたからね」「私も今(お店のお手伝い)現役だから」と。師匠の健在な当時と変わらず「ファミリー丸岡」を支える中心であることを教えて下さいます。そして修行中の私をねぎらい、そして更にもう一歩精進に踏み出すように、との私へのメッセージです。”紙芝居頑張って!””私も頑張っているからね!”と。ありがとうございます。秋の風に背中を押された一日が終わります。本当にありがとうございます!