3.11の思いを深く祈りを捧げました

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 東日本大震災から3年が経過しました。この「なつかし亭」HPのスタートはこの日でした。紙芝居は、半径3メートルのささやかですが魅力あふれる宇宙です。しかし、この想像を超えた大災害を前にして”対面販売”の普及だけでは、やりきれない切実な思いに駆られました。苦手なパソコンのHP作成を発願し、千葉県柏市の森崎齊先生の”QHM”に出会って、その後6月2日の”横浜開港記念日”に「なつかし亭」HPがスタートしました。思いの深い3月11日です。今日は、東京半蔵門の施設での「3・11追悼法要」に出席して今なお福島の多くの皆さんの苦難と悲嘆をお聞きし、震災犠牲者・行方不明者のご冥福を祈り心からの哀悼の思いを深くしました。

 この大災害に即座に救援隊を募り、220億円もの義援金を送って下さったのは隣国「台湾」です。わずか2千万人の国民が数週間で200億を超える義捐金を集めてくださいました。驚きを超え、深い感謝を禁じることができません。日本人は子々孫々までこの恩義を忘れることはないでしょう。私は、台湾紙芝居巡業のつど、この感謝をお伝えしています。

 この日、半蔵門の追悼法要で台湾生まれの小野寺惠燕さんと、昨年台湾に短期留学した梅田雄太さんとお会いして中国語を交えて楽しい雑談ができました。「台湾は絶対中国には入らないよ」「自由で基本的人権のある台湾は日本と一緒に進むよ」と。うれしいです。3.11の思いを胸に、私も大切な”台湾の親友”と手を携えて、激動の時代、悲しみの時間を超えていきたいと思います。