紙芝居整理のお正月です

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 お正月は心の充電の時間です。書棚の教育紙芝居と鷲塚師匠からお許しいただいた街頭紙芝居を大切に整理し収納しなおしました。そして、これまでのなつかし亭の紙芝居を応援して下さった先生方への感謝をあらためて実感する時間です。

 上記写真は7年前に職場の近所の保育園での紙芝居です。事前に園長先生にご依頼し、面接の時間をいただいて、私の思いとともに教育紙芝居の児童への情操教育や保護者の子育て支援につながる魅力と教育効果をお伝えしました。面接結果は、”合格”でした。

 私の勤務が終わる18時頃から保育園で定期的に上演させていただきました。「お迎え時間の紙芝居」です。エプロン姿の私は、名作「たべられたやまんば」を上演しました。子ども達はもちろん、お迎えの保護者も一緒に最後まで見てくださいました。思い出すだけで胸が熱くなります。

 その後、紙芝居文化推進協「紙芝居学校」で「たべられたやまんば」を故・右手和子先生と作画の二俣英五郎先生の前で実演し、批評をいただきました。その時、故・右手先生にご教示いただいた内容はすべて私の心の中に生きています。やさしい言葉であたたかい応援のエール、そして的確な方向性です。本当にうれしかった。

 その後に、右手先生のお父様が著名な紙芝居(街頭紙芝居)の実演家であることを知り、私は街頭紙芝居に憧憬を抱きながら今日まで教育紙芝居を読み進めました。「たべられたやまんば」を上演させていただくたびに、いつも右手先生のお顔(それがいつもお若い「ポニーテールの髪型」なんです)を思い出します。

 新春を迎えてもまだ遠い春ですが、”さまざまなこと思い出す桜かな”の芭蕉の句を思い出します。

 今度彼岸で右手先生とお会いした時は、”たべられたやまんばは、当時よりもっと上手になっています、見てください!”とお伝えしたいです。鷲塚師匠とご一緒に並んで、絶対に見てください!!

 でも鷲塚師匠に言われそうです。「お客様に喜んでいただけるように、しっかりな!」

 うれしいお正月です。明日は、年明け初めての紙芝居をお世話になっている方のご自宅で上演させていただく予定です。さあ、スタートです、頑張ります。