新しい年。再起動の一歩です

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 新しい年。再起動の一歩です。

 6年前に職場近くの神社境内で紙芝居大会を開催しました。ゲストに”としょくん”こと渡辺利雄さんと野田登志子さんが来てくださいました。お二人ともいつも私が背中を追いかけてきた方々です。いろいろな思い出があふれる去年から今年に時が流れても、街頭紙芝居にあこがれ、紙芝居を読み始めたころを忘れることはありません。これからも「人と時代をつなぐ」なつかし亭の紙芝居を続けてまいります。

 ”おおつごもり”の昨夜、私にとって忘れられない紙芝居「かさじぞう」を読みました。貧しい年寄り夫婦が、ささやかなお正月の準備のために交換して手に入れた「笠」を雪の原の六人のお地蔵様に惜しげもなく差し上げて帰宅する物語です。小さなアパートで家族で暮らしていた若い頃、よく港北図書館でこの紙芝居を借りてきて子ども達に読み聞かせました。

 そして起こる大晦日の夜の奇跡・・。このような物語を語り継ぎ、残してきた私たちの祖先、日本人を誇りに思います。この一年、この日本の大衆文化、児童文化を継承し語り継ぐために、そして「半径3メートルの紙芝居の宇宙」を皆様の心に届けるために頑張ります!!