府中市内の素敵な幼稚園児に紙芝居!
府中市内の素晴らしい幼稚園に初めて巡業しました。4年前から隔月に上演している”府中市郷土の森博物館”の紙芝居にいつも来場して下さるお客様の紹介です。3月18日に卒園式を前に、あわただしい中46人の園児たちに紙芝居を見ていただく機会をいただき本当に感謝です。お聞きすると、いつも見てくれたご家族は来月4月には数年間の予定で、アメリカ出張とのことです。異国の地でご両親の活躍と5歳と3歳の兄・妹の成長を心から願います。
演目は「ぞうさんきかんしゃぽっぽっぽっ」(脚本・絵/とよたかずひこ)、「ひまわりパンツ」(脚本・絵/垂石眞子)、エメリヤンとたいこ」(脚本/高橋五山、絵/小谷野半二)、そして自作のなぞなぞクイズです。本当に喜んでいただきました。ありがとう、ありがとう!と素敵なお客様に何度もお伝えしました。
「エメリアン‥」の紙芝居の原作はロシアのトルストイ。悪い王様が出てきます。人々を苦しめます。そして兵隊たちが襲い掛かります。現下の戦争の姿に重なります。でもエメリアンの不思議な太鼓の音に凶暴な王様は大切なことを気づかされ、涙を流して心を改めるというストーリーです。
現実は平和到来には時間がかかるかもしれません。しかし平和を強く希求する祈りは必ず、戦乱の災厄を沈静化させると信じます。
新感染症の混乱に戦争の不安が重なる春です。でも子どもたちは卒園して一年生として踏み出す春。私も明るく楽しく、園児達の輝く命に負けずに精一杯の紙芝居が出来ました!