足立区綾瀬の”めぐみ湯”で紙芝居上演!
北千住の先、綾瀬駅下車徒歩10分で今日の会場”めぐみ湯”に着きました。幸い雨に降られることはありませんでしたが、猛烈な蒸し暑さです。そんな中、10人のお客様に女湯のホールで街頭紙芝居を見ていただきました。今日は、久しぶりに故・鷲塚師匠が横浜歴史博物館に寄贈され「横浜市有形民俗文化財」に指定された「風雲流五郎(第5巻)」「まぼろし探偵長(第1巻)」のオールスターの紙芝居です。
なぞなぞクイズは、「型ヌキ」から始めました。小さな甘い板に掘られている模様を舌でなめながら、型を抜きます。ゆっくりと落ち着いてしめらせながら、折り取って下さい!と伝えましたが焦って、全員が失敗しました。そのまま食べられるのでどうぞ。成分は砂糖、でんぷん、色素と説明しましたが体に悪そうだから食べない、という方も。しかし、クイズには全員がしっかりと取り組んでくださいました。景品の”ラムネの袋入り”や駄菓子の”プレミアムハムカツ”は本当に喜んでくださいました。デパートやスーパーでは売っていない、正真正銘の駄菓子です!と伝えて大喜びしていただきました。事実、横浜の老舗の駄菓子卸商”佐野屋本店”から仕入れました。先代の社長とは30年以上前からのお付合いで、いくらご無沙汰していてもお会いすると私の名前を憶えていて下さり感激しました。数年前に急逝されましたが今も忘れられない方の一人です。
帰路に「町屋駅」で途中下車しました。今日上演した街頭紙芝居の製作者、絵元の一誠会の本社があった街です。半世紀前の地域は想像するほかはありませんが都電の路面電車・荒川線は駅前をさっそうと走り抜けていました。
少し足を延ばし商店街の一角で「一条流頑固ラーメン」に入りました。お聞きすると、一条安雪さんのお弟子さんで師匠はお元気とのこと。まだラーメンブーム到来前の昭和50年代、一条氏をテレビで見て深い印象がありました。まさに大きな牛骨が入口にぶらさっがておりました。しょっぱくてインパクトがあり、そして深い味わい。街頭紙芝居によく似合うラーメンです。