横浜に春を告げる「開館祭」、開幕です
3月9日(土)~10日(日)の二日間、横浜の街に春を告げる中区日本大通「横浜都市発展記念館・ユーラシア文化館」開館祭が今年も開幕です。中堅若手の著名な大道芸人達に混じって”なつかし亭”の街頭紙芝居も巡業しました。
初日の今日は、博物館玄関を”スタチュウー(立像パフォーマンス)”の「ジューン・ブライド」さんが飾ります。毎年お馴染みの彼女の大道芸の宇宙が私は大好きです。そして、ピエロの「ぴのこ」さんとバルーンやヨーヨーなど多彩な芸風の「JT」さんは埼玉県春日部市からバイクで駆けつけてくれました。
中庭での大道芸のタイムスケジュールに合わせて、なつかし亭の街頭紙芝居も”旧第一玄関”で2回の上演を行いました。演目は、館内で好評開催中の「博士の愛した中国陶磁」にちなみ、中国唐代の珠玉のコレクションのイメージにつながる「西遊記(前編・後編)」と「とらのおんがえし」(渡辺享子画・脚本)を中心に組み立てました。
西遊記は特に愉快痛快血わき肉躍る大活劇、強敵の”金角・銀角”との戦いです。そして「トラのおんがえし」は今年1月4日にご逝去された渡辺享子先生の名作で中国民話の紙芝居です。それに、横浜歴史博物館から借用した貴重な有形民俗文化財に指定された街頭紙芝居の「漫画」「ジャングルボーイ」そして時代劇の「風流葵日記~夜叉頭巾~」と「なぞなぞクイズ」を組み合わせました。お客様のご案内に苦戦しましたが第1回は22人、第2回は18人のお客様が見て下さいました。本当にありがとうございます。またお世話下さいました西村学芸員さん、ありがとうございます。明日また、頑張ります!