町内会の「紙芝居の会」に初参加です!
私が家族と共に東京渋谷の下町から横浜市に転居したのは中学生時代ですから半世紀が経過します。お世話になったのはご近所・隣組の皆さんです。当時、朝夕の東横線の混雑は過酷でしたが、しばらく通学しました。しかし周辺地域はのどかで田んぼが残り川や緑の丘が連なる風景は、なつかしい思い出です。そのご町内も時代の変化で大きく変わりました。
今、その町内(高田東町内会)三枝会長は身近な地域でいつまでも安心して暮らせるようにと個人の山崎さん宅をお借りして地域住民が気軽に集える居場所スペース「ふだん着”絆”」を今年の春から開設しました。将棋や囲碁、生演奏付のカラオケ教室など三枝会長の奥様や民生委員、有志の応援で山崎宅では楽しい”絆”作りが始まりました。
なつかし亭の紙芝居も来年1月から奇数月に1回上演させていただくことになり、今日はその予告編です。20人近い方々を前に教育紙芝居「杜子春」に加えて先月横浜市有形民俗文化財に追加指定された街頭紙芝居「風流葵日記~夜叉頭巾(第9巻)」「ジャングルボーイ(第8巻)」にクイズを加えて上演させていただきました。顔見知りの方々も多く私は緊張しましたが、大きな拍手をいただき恐縮いたしました。良いお客様ばかりです。平成という時代もあとわずかになり昭和はますます遠くなります。その中で街頭紙芝居は代表的な「昭和の記憶遺産」の一つでしょう。そして時代を共有するお客様があってこそ”記憶遺産”は輝きます。いつまでも地域で見守り、支え合って日常の”絆”を盛り立てていきたいと思います。皆様本当にありがとうございます!