月1回の西区内の施設への巡業です

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 朝方までの雨が上がり夏の日差しがそそぐ横浜駅。そこからほど近い施設の若い子育て世代の方々への紙芝居巡業は、1年を越える通いなれた道になりました。でもお客様は、ウィークデイのため未就学のお子様と保護者の方々でそう多くはありません。いつものように、お姉様のグループの歌と音楽そして「アンパンマン」紙芝居の後に、なつかし亭の登場です。
 今日の演目は「グスコーブドリの伝記(後編)」です。宮澤賢治の90年近く前の少年文学の名作紙芝居は、脈々と原作の生命の鼓動を伝えてくれます。いつもながら広範な世代のお客様への紙芝居、そして紙芝居が目的でないお客様へ”押しつけがましく”紙芝居を上演するという二つの課題への果敢なチャレンジです。緊張し真剣に取り組み、お客様のご様子や状況を見極めて無事に上演が終了しました。ありがとうございます。
 でも今日は、嬉しい応援団がいらっしゃいます。先月も来て下さった、友人の”ヤマモトクニ”さんのご息女”あかりちゃん”がご両親とお婆チャマと見て下さいました。嬉しいです。まだ二歳に届かない幼い彼女ですが、私は大好きです。”あかりちゃん”がきているな~あ、と気が付きました。きっとお忙しい中、ご家族は取り組まれたことでしょう。感謝です。
 もう一組の応援団は、子育て世代を終えた男性3人組マツモトさん、サワムラさん、スガヌマさん。社会貢献活動に取り組み、紙芝居を地域で挑戦している方もいます。私は、横浜市歴史博物館で先月からスタートした「風流葵日記”夜叉頭巾”」を”付録”で追加上演させていただきました。急いで、はしょってプラス10分間をいただきました。子ども達には難しいチャンバラ時代劇、でも見て下さってありがとうございます!”あかりちゃん”他皆様、本当にいいお客様です。帰り際に、お客様からお声をかけていただきました。「来月も紙芝居があるのですか?」。ハ~イ!施設管理者の主催者からもう結構、と言われ”クビ”にならなければ参ります!とお答えいたしました。来月もどうぞよろしくお願いいたします。