都市発展記念館・ユーラシア文化館15周年開館祭り!
横浜の街に春の訪れを告げる横浜都市発展記念館・ユーラシア文化館「15周年開館祭り」が”みなとみらい線”「日本大通り駅」前の施設を会場に、今日明日の両日開催されます。
例年大人気のモンゴルの移動式住居「ゲル(パオ)」が中庭に設置され、その前で大道芸人の大パフォーマンスが開催されました。屋内では、缶バッチ作りや企画展「魅惑のランプ」にちなむ手作りローマランプ教室やパルミラ遺跡の地下の墓を再現した”古代の墓室をのぞいてみよう!”も登場。悠久のユーラシア文化の不思議な世界に誘われます。またシリア内戦の報道でその破壊が嘆かれる「パルミラ遺跡」から出土されたランプの数々が、墓室の再現とあわせて企画展示されていることに深い感銘を受けました。古代も今も変わることのないランプの光は何を映し出しているのでしょうか。
今日の大道芸の中心は、大人気の和風ジャグラー「太平洋」さんと、ある時は大道芸人「市原さるの国」、ある時は博物館の学芸員、そしてある時は日本の漁具の専門研究者にして全国区のピン芸人「白鳥兄弟」こと高橋健ちゃんです。そのお二人と、写真を撮っていただきました。素顔は美形の健ちゃんが、チンパンジーの顔を作って大サービスです。いつも周囲を引き立て気配りして私達と目線を合わせ、溶け込みながら自身のキラキラ光る個性を失わない。その素晴らしい知性と実践力に今日も感服しました。
なつかし亭の紙芝居は、各40分の2回公演。1回目は50人、2回目は40人を超えるお客様でした。演目は第1回「アラジンとまほうのランプ」、第2回「セロひきゴーシュ」を中心に、各回とも横浜最後の街頭紙芝居師、故・鷲塚隆さんご寄贈の街頭紙芝居「風雲流五郎」に加えて漫画「お山の金ちゃん」」やクイズを加え上演しました。夜半まで降った雨は上がり、午後には日差しに恵まれた週末でしたが、明日もう一日紙芝居を上演させていただきます。横浜に春を呼ぶ、今年の「15周年開館祭り」は私の心にも春を届けて下さいました。ありがとうございます!明日もよろしくお願いいたします。