新聞と映像の取材、ありがとうございます!

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 先月3月27日読売新聞(横浜版)に記事を掲載していただきました。幼少期からの街頭紙芝居への憧憬と鷲塚師匠との邂逅。貴重な250巻の紙芝居と出会い、それを上演させていただく巡業の感激の日々を若い坂場記者が丹念に取材し記事にしてくださいました。これを励みにまた、紙芝居をお届けしていきます。
 また昨年12月にはテレビ神奈川のニュース番組「930α(アルファ)」の特集で取り上げていただきました。新聞もテレビも取材について皆様にお知らせすることはなかったのですが、特にテレビは一過性の映像のため親しい方から「一度見てみたい!」と言葉をいただきました。しかしDVDの再生機材がなくその機会がありませんでした。
 私は8年前から高齢の叔父夫婦の介護支援をしていますが二人は、在宅から介護施設に入りましたが私の週一回の訪問と紙芝居の活動を大変楽しみにしてくれます。先日、やっと機材を入手して施設でその番組を再生して見ていただくことができました。
 叔父は元NHKの著名な報道カメラマンで「現在の映像」や「新日本紀行」というNHKの伝説の名番組で内外に知られています。今回私が登場する10分以上の映像を真剣に見つめてくれました。そして昭和20年代に共に暮らした東京渋谷の下町の思い出に浸りました。
 途中から画面を見た叔母は「あっ、このひと見たことある」「アラやだ!シゲキちゃんじゃないの!」(シゲキは私の名前)と。施設スタッフの方を含めて大騒ぎになりました。そして叔母は「これは”下町”ではなく”山の手”の紙芝居ね」と感想をもらしました。素晴らしいです。まさに私の紙芝居の中心部を射抜いた評価です。鷲塚師匠との違いの大きさに打ちのめされます。「今は品よくやらないと難しい時代なんですよ」。私の言い訳の声は小さく、きっと消え入りそうに聞こえたと思います。これからまた、頑張ってまいります。”下町”では下町風に、そして”山の手”では山の手風に紙芝居をお届けできるように頑張ります。叔父さん、叔母さん、皆様本当にありがとうございます。