横浜英和女学院歴史部の皆さんと創作紙芝居!

画像の説明 画像の説明

画像の説明 画像の説明

 横浜英和女学院は市内で有名な歴史と伝統の中・高一貫教育の名門女子学校です。その歴史部の中学・高等学校生達10名が7月19日~8月31日まで横浜歴史博物館で開催される特別企画展「蒔田の吉良氏」~戦国まぼろしの蒔田城と姫君~の関連事業として創作歴史紙芝居「蒔田城さき姫ものがたり」を上演します。

 現在、横浜英和女学院の学舎がそびえる蒔田の丘には、戦国時代に”蒔田城”と呼ばれる居城があったことはあまり知られていません。歴史部では、先輩たちから足元の歴史研究を受け継ぎ、さらに研究を深めて、それを紙芝居の形式で次代へ継承しようとしています。その素晴らしい取り組みに感動し、私もささやかなお手伝いのため学校を訪問しました。これから8月の6日間にわたる歴史部の”紙芝居公演”の練習の開始です。

 一人ひとりが輝く個性の素晴らしい生徒達です。学院長の伊藤美奈子先生を先頭に、歴史部をご指導される大橋先生も魅力いっぱい。山田先生とご一緒に指導に体当たりされる姿に感激しました。私も、楽しい紙芝居を体験していただけるよう、全力で応援します。

 この日、台風一過の炎天燃えるような暑さでした。でも帰路、丘の上からは黄昏の雲の下に横浜の街が一望できました。南区の街は横浜最後の街頭紙芝居師、故・鷲塚隆師匠のゆかりの地です。貴重な紙芝居を歴博に寄贈して下さり、私に活用することをお許しくださいました。感謝を忘れません。そして、この夏にご縁の深い、その歴史博物館で横浜英和の皆さんと紙芝居に取り組めますこと、あらためて深い感謝を感じます。皆様、ありがとうございます。楽しく演じて、多くの皆様に紙芝居の魅力の世界をお届けいたしましょう!