二年半ぶりの北千住「ニコニコ湯」巡業です

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 コロナ蔓延の以前から足立区の大衆浴場を会場とした”ふれあい遊湯(ゆうゆう)”高齢者支援事業に巡業していました。20か所を超えるユニークな銭湯が競い合う下町に、足立区が銭湯施設を活用した事業に取組みました。噺家や漫才、歌手、読み聞かせや音楽系アーチィストの公演に健康体操やバイタルチェックを組み合わせた元気高齢者向けの事業です。
 その初めての巡業場所が北千住駅から15分ほどのニコニコ湯でした。朝の通勤ラッシュに紙芝居のネタや舞台を抱えての長時間移動は厳しいのですが、都営地下鉄から常磐線、スカイツリー線、舎人ライナーを乗り継ぐ街は昭和のなつかい雰囲気が残ります。子どもの頃育った渋谷の下町や銭湯を思い出したりする”小さな旅”です。コロナ禍で中断していましたが9月から「めぐみ湯」から人数制限して巡業再開。これからも日程が合えば出向きます。
 今回の演目は、街頭紙芝居「風流葵日記~夜叉頭巾」から入り教育紙芝居「たのきゅう」の裏書を大幅に書き換えて”愉快痛快民話紙芝居”と冠して上演。続いて内容をリニューアルしたクイズや謎々を威勢よく元気に出題し正解者には「イヨッ!ニッポンいち!!」と声をかけて駄菓子の「日本一」と包装紙に書かれてある「桃太郎きびだんご」を進呈しました。
 最後は故・渡辺享子先生の落語紙芝居を上演予定でしたが、クイズや謎々の方がイイ!との参加者の声でそのまま続行しました。
 コロナ対応で食事は自粛するとのこと、参加者は入浴、私も勧められましたが当日はミゾレ交じりの冷たい雨。”湯冷め”が心配で、そのまま帰路につきました。人数制限で6人の定員いっぱいのお客様。ともかく満員御礼でした。ありがとうございます!

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