ご町内の紙芝居、ふだん着”絆”。感謝です!
町内会を挙げて支援するユニークな自宅開放型の「ふだん着”絆”」はこの5月9日で開設1周年を迎えます。ご尽力くださった三枝昭会長、奥様。そして開設者の山崎さん!本当にご苦労様です。ありがとうございました。今日も20人を超える皆さんがご参加されました。
紙芝居の演目は横浜市有形民俗文化財に指定された漫画「お山の金ちゃん(305巻)」と岡野和さんの「善光寺お血脈の印」を中心に、なぞなぞクイズや「とらのおんがえし」(渡辺享子画・脚本)で構成しました。会場の山崎さん宅の前の遊歩道は本当に春爛漫です。いつものように、よいお客様に助けられて上演を終えました。
今日演じた「お血脈の印」は落語のジャンルでは”地ばなし”といわれ会話形式の交換より物語進行のテンポを重視する「噺(はなし)」です。したがって紙芝居もそれを大切に、16枚の紙芝居を急行電車で進行しました。
教育紙芝居の出版社や上演者は、裏書を十分に尊重して、それを基本に上演することになるのですが、私の場合には「街頭風紙芝居」として入手できない街頭紙芝居の代わりの「教育紙芝居」を上演していました。上演の手法については多様なご意見があることを承知していますが、高齢のお客様が飽きることのないよう、工夫し省略し私なりに取り組んでいきます。上演の機会をいただき本当にありがとうございます。皆様にお礼申し上げます!