歴博文化財展紙芝居!新春の空に拍子木が響きます
横浜市歴史博物館の文化財展示にあわせ今回有形民俗文化財に追加指定された「街頭紙芝居」の特別上演が開催されました。昭和から平成、そして平成の先に新たな時代が幕を開ける平成31年の新春の紙芝居です。前日に続き2日目の紙芝居出演者は「街頭紙芝居デビュー講座」を卒業された”防波堤一路”、”ゆずやなっちん”さんと私”なつかし亭”の3人です。
明日から学校や仕事初めをひかえたお客様は、それでも3回の紙芝居を楽しんでくださり横浜市歴史博物館でお正月のひと時を実感してくださいました。お客様は第1回37人、2回目22人、3回目は16人です。
演目は”防波堤一路”さんが3年前に文化財に指定された「鷲塚師匠寄贈コレクション」から「少年スピード王」と「お山の金ちゃん」、”ゆずや”さんは追加指定された演目の「ジャングルボーイ」”日本編”の最終巻までを明るく楽しく演じました。「ジャングルボーイ」は私も”アフリカ篇”の10巻から上演したのですがそれぞれの演じ手の個性あふれる紙芝居となりました。
今日の紙芝居には、ろうあ者の男性が手話通訳を伴ってご来場くださいました。熱心に一番前席でご覧くださいました。私は感激でした。講座や講演ならば手話のテンポとリズムにも少し配慮して協力できるのですが紙芝居の場合はそれは難しく、いつものペースで連続モノの「風流葵日記~夜叉頭巾」を上演しました。スミマセン。でも通訳、本当にありがとうございます。帰り際にごあいさつすると笑顔が返ってきました。「ありがとうございます!」と。こちらこそ本当にありがとうございます。忘れません、見ていただき感謝です。忘れられない新春の一日になりました!