府中市郷土の森博物館、街頭紙芝居に巡業です
雨の予報が一転、梅雨のひと休みの週末です。府中市郷土の森博物館で街頭紙芝居の初めての上演です。豊かな自然の中にたたづむ豪華な博物館施設は圧倒的な迫力があります。その本館2階、常設展示室のスペースで横浜から持参した市の有形民俗文化財の紙芝居(レプリカ)を上演させていただきました。スタッフの皆様、お客様!本当にありがとございます。
各地で上演の際に、いつも紙芝居口上とともに拍子木をたたきます。今日も、梅雨のくもり空に負けないように声を張りました。
昔、むかしのいにしえに、今この場所に武蔵の国がありました。'東京、横浜、埼玉に広がる国がありました。その中心のど真ん中、'ゆたかなマチがありました。
その人々の時代を超えたお宝を、集めて創った「郷土の森の博物館」。街の歴史は人々の生きた歴史だ、足跡だ。その輝く時代のその中で、流れる歴史にひときわ輝く昭和の時代!記憶の宝、思い出遺産!輝くそのお宝の一つが、「街頭紙芝居」。カチカチカチと拍子木の、音も高らかに街頭紙芝居が始まるよ!さあ、いらしゃい、いらっしゃい!街頭紙芝居がはじまるよ!
午後1時からの第1回目は、「まぼろし探偵長」「風雲流五郎」「漫画とクイズ」、2時の2回目は「漫画とクイズ」に続いて「愛の山河」と「風流葵日記」を上演しました。”横浜最後の街頭紙芝居師”故・鷲塚隆さんの寄贈された紙芝居コレクションのオールスター総出演です。よいお客様ばかりで、本当に緊張していた初めての紙芝居が終了しました。さまざまなアジサイが咲き競い、華やかでそして歴史を感じさせる博物館のたたずまいがいつまでも心に残ります。皆様、本当にありがとうございます!