歴博ラスサタ紙芝居、新人デビュー第2弾!
昨年の「街頭紙芝居デビュー講座」卒業生による第2回目の紙芝居デビュー大会です。本日のメンバーは、「ゆず」の大ファン・創作教育紙芝居も手がける実力者の”ゆずやなっちん”、二人目は、時に美声の語りべ、時には赤ちゃんムニュムニュ!そしてその実体は元暴走紙芝居女子”ニコニコ亭みゅうみゅう”。三人目はプレゼン技術向上が受講動機で、紙芝居界のビートたけしを目指す本格派の”たけちゃんまん”の3人です。
演目は、なっちんが「ジャングルボーイ」「漫画」、みゅうみゅうは、「マユミと小人」「漫画」、たけちゃんが「まぼろし探偵長」「漫画」です。なつかし亭は「風流葵日記」「漫画」で、皆さんと配分時間も順番も公平に構成しました。当日のお客様は、第1回目が16人、2回目が15人、3回目は17人です。第1回目から初夏のような好天で、各地では運動会が軒並み開かれていて館内はもちろん周辺の道路も人影がまばらです。
集客に苦戦した紙芝居でしたが玄関横の屋外会場のため、通行する方々が足を止めてたたずみ、しばし紙芝居に見入りました。街頭紙芝居の集客の難しさと楽しさ、達成感を学んだ一日でした。とにかくお客様に来ていただくことから始まる大道芸、その街頭紙芝居の大切な本質に触れさせていただいたように思います。
デビューされた皆さんはどうでしたでしょうか。上演技術だけでなく集客のために工夫に工夫を重ねて街頭に立った故・鷲塚師匠。その思いと昭和の風景を横浜市歴史博物館に寄贈された貴重な「鷲塚コレクション」に乗せて、当時の息づかいが実感できるよう次代の市民に残していきたいです。皆さんと共にその大切でささやかな取り組みを途切れることなく続けていきたいです。頑張りましょう!