紙芝居デビュー講座、”卒業検定”の一日目です

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 新しい年が明けました。今年の「紙芝居の旗開き」は昨年10月からスタートした歴史博物館主催の「街頭紙芝居デビュー講座」第7回目の”卒業検定”紙芝居大会です。初日は1月6日、二日目は8日といづれも歴博を会場に実際のお客様を相手にした受講生の実演、真剣勝負です。参加者全員は各自が「芸名」をつけ、演目をセレクトして路上を模した歴博エントランスの大ホールで研鑚してきた街頭紙芝居の成果をご披露します。
 第1日目の今日は、3人の受講生、最終日は7人が参加して今年度デビュー講座の”千秋楽”です。初日の出演者と演目は「防波堤一路」(少年スピード王)、「ニコニコ亭みゅうみゅう」(風雲流五郎)、「たけちゃんまん」(まぼろし探偵長)です。いずれの紙芝居も故・鷲塚隆師匠が寄贈された横浜市有形民俗文化財に指定していただいた横浜市民の昭和の記憶、宝物です。それぞれが個性豊かに、”鷲塚コレクション”の紙芝居宇宙を演出しました。素晴らしいです。この日の講評担当の私は、役目を忘れて舞台に集中しました。
 もちろん各自の紙芝居は技術面、演出そして表現力など様々ですがすべて最高のレベルです。評価は非公開ですが、それぞれが現場で実感しあるいは後日に気付くことも含めて自身の紙芝居上達の肥料となることでしょう。プラスマイナス両方ともに、評価・称賛の拍手なのです。頑張ってください!さて8日は、その2回目の実演。どうなることでしょうか、私もドキドキです。楽しく前向きに、そして鷲塚さんの寄贈された思いを忘れずに一歩を踏み出しましょう!