7月27日(木)、なつかし亭の昔からのお客様、十日市場地域ケアプラザのデイサービスの皆様に街頭紙芝居を見ていただきました。
今から4年前、平成20年の夏からデイサービスの皆様は、なつかし亭が初めて上演する紙芝居の最初のお客様です。
教育紙芝居、街頭紙芝居を問わず紙芝居の実演は、その巡業予定が決まった時から始まります。「いつ」「どこで」「だれに」「どのような演目を」と考えて紙芝居の下読みから始めます。クイズの設問や景品の準備、そして一番最初の「マクラ」も考えて準備いたします。
紙芝居の「演じ手」なら誰でも行うことですが、いつも感じる不安。それは、この紙芝居でお客様に本当に喜んでいただけるのか、という気持ちです。
そのためいつも、なつかし亭が初めてのネタを上演させていただく場所が、この十日市場地域ケアプラザのデイサービスなのです。
いつも、やさしく温かく。どんな演目でも、上手でも下手でも私の紙芝居にいただく拍手が、“自信”となり私の背中を押してくれる原動力になっています。本当にいつもありがとう!みなさん、感謝です!
この日は、クイズと街頭紙芝居ばかり3本。「風雲流五郎」の5巻と6巻、そして歴史博物館の刈田学芸員からお借りした「ハリマオの逆襲」第6巻でした。お客様も喜んで下さり、「ハリマオの逆襲」では、「ハリマオは、“マレーの虎”と呼ばれていたんだよ」と高齢者の方が解説。その通りです。よくご存じですね。驚きました。
私の思い出の場所で、また思い出の紙芝居ができました。皆様、ありがとうございます。
野口所長、そして責任者の今野さんありがとうございました。急なお願いで申し訳ありません。またぜひ続きを上演させて下さい。感謝です!