5月11日の巡業記事

5月11日(土)。港北区図書館児童コーナーで定例紙芝居の会が開催されました。

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雨模様の中20名程の親子の皆さんと印刷の教育紙芝居と昭和の街頭紙芝居を上演しました。

 演目は「てぶくろをかいに」「おひゃくしょうとえんまさま」の教育紙芝居と街頭紙芝居「丹下左膳(第5巻)」です。
 
 今年は童話作家の新美南吉の生誕100年。そのため私の大好きな新美の作品を折に触れて上演しています。

 先日も都筑区内の新しい子育て支援のサロン発会式での紙芝居の依頼を受け「大型家具店IKEA」の特設会場で上演いたしました。その際には、「てぶくろをかいに」は時間がかかるため(16場面)、他の作品を上演した経緯もありました。でもすばらしい紙芝居です。冬のキツネの親子の姿が、厳しい風の中で子育てを続けるやさしく温かい人間の親子に重なります。上演して私も本当に勉強になりました。

 そしてその他の2作も。楽しく時間が過ぎました。これからまた紙芝居を通して新しい出会いを楽しんでまいります。みなさまとも、またいつか、どこかでお会いできれば幸いです。ありがとうございます。

この日も図書館内で多くの来館者にお声をかけます。「これから紙芝居上演します」「お時間があればいかがですか、なつかしい街頭紙芝居も上演します」と。そのお一人でかなり年配の常連のようなお客様は、「知ってるよ!以前に外で見たよ!」「おもしろいよ、大したもんだね」とのお返事でした。うれしかったです。ありがとうございます!この日の一番大きな出会いです。”書を捨てよ、街へでよう!”と私も歩みだしてずいぶんと歳を重ねました。皆様、本当にありがとうございます。