平成27年3月28日
卒業の3月、出発の4月。やさしく富士山と桜が見守ります。
福島県川内村の川内小学校の卒業式の映像が流れました。卒業した一人の卒業生の少女が四月から中学一年生として出発します。式の答辞の最後に少女はこう、締めくくります。「ひとりだけど、ひとりではない。さびしいけど、かわいそうではない。」と。凛として美しく、それでいて周囲へのやさしさがあふれています。大きく成長し自立した少女の言葉が輝きます。これからも、越えていってください、 一緒に越えていきましょう!桜の花もきっと、貴女を応援していますよ!
み心に添ひ咲くさくら散るさくら 野見山朱鳥
世の中は三日見ぬ間に桜かな 大島蓼太
さくら咲けさくら咲くああ桜かな 鈴木光彦
もう勤めなくてもいいと桜咲く 今瀬剛一
夜桜と語りし彼岸此岸かな 伊東靖子
命二つの中に生きたる桜かな 松尾芭蕉
見にゆくというより逢いにゆく桜 三輪初子
スカイツリー今しさくらの隅田川 大坂 弘