2025.06.21
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府中市郷土の森、アジサイまつりに巡業!
六月を 奇麗な風の 吹くことよの句を詠んだのは正岡子規だった。しかし今、全国梅雨の小休止に吹く風は灼熱の風に感じる。でも久しぶりの府中の森の緑陰には、やさしいアジサイの花と清涼な風が吹き抜けていた。
事前の準備では、暑さと熱中症注意!を意識して演目に”おばけの民話”や街頭紙芝居では時代劇の妖怪変化やハラハラ、ドキドキの紙芝居を選んだ。第1回は「ごん助じいさまとえんま大王」「風雲流五郎第15巻」、第2回は「やせためんどりとキツネ」「風雲流五郎第16巻」にいづれも謎々クイズを合わせて上演した。最近は恒例となった”芝生広場”の”猿回し一座”の皆様と時間調整し円滑なすみ分けも楽しい上演につながった。
お客様は家族連れの子ども達や高齢の方々まで多数参加して下さり暑さに負けない紙芝居が出来た。2回合わせて半径3メートルをはるかに超えて見てくださり、70人をカウントした。体調不良の方が出ないことを祈り家族の応援を依頼して巡業したが、自身も無事に上演出来て感謝のアジサイまつりとなった。印象に残る一言は、1回目に参加してくれた小学1年生くらいの男の子。あ~オモシロかった!と。子どものオモシロイ!は、最高の評価。こちらこそ、ありがとうございました。