なつかし亭の紙芝居、来年で14年を迎えます!
新しい年が巡ります。そして今、無事にこの瞬間を迎えられたことを本当に感謝します。混乱と不安の時代にまっとうな一年間を過ごせたことに喜びがあふれます。
なつかし亭のホームページも年が明けると14年目の春を迎えます。東日本大震災の発災が2011年3月11日。”半径3mの紙芝居の宇宙”では申し訳ないと、被災地の方々にも届く紙芝居を願い,発信ツールとして時を重ねました。でもこの秋に、地味でささやかなこのHPに不思議な出来事が起きました。
気づいたのは10月10日(木)、たまたま見た前日のログイン数が500件を超えていました。従来は30件~40件、テレビの出演や新聞に掲載された翌日には確かに100件を超えることもありました。しかし今回は増加数と増加の勢いが異常です。
翌週の10月15日(火)には1000件を超えました。特に土日の増加が顕著で、クラウドやシステムの不具合を懸念し先学の経験者やレンタルサーバー元にも問い合わせました。まさかの海外からのサイバー攻撃?しかし原因は今も不明。想像をたくましくすると思い当たることが一つありました。
9月から某政党の総裁選挙がスタートしたのですが日本の総理大臣を決める予備選挙です。日本は一気に政治の季節に突入。それは10月27日(日)の衆議院選挙まで続きますがその若い候補者の一人が遊説の第一声を保育園で行い、子ども達に“紙芝居を上演”するニュース映像が流れました。詳しい友人に伝えると、彼によれば”保育園紙芝居”と検索するとどこかで「なつかし亭」さんにつながり、まさかと思う状況に至ったのでは?との推理。でも、”オレは保育園紙芝居ではなく街頭紙芝居だから・・”。と否定しても「今のご時世はそんなことアルアルですよ!」との解説が心に残ります。摩訶不思議な”都市伝説”。でも”なつかし亭のHP”、今はすっかり落ち着いていつも通りのおだやかな時間が流れます。来年も一人の笑顔を大切にして一歩前進!
こぞ今年 貫く棒の 如きもの 高浜 虚子