府中市郷土の森、咲き初める梅の花の中で街頭紙芝居!

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 園内120種類、1300本の梅の花が見ごろを迎える”府中市郷土の森”に巡業しました。早咲きの梅が咲き誇り、”白加賀(しらかが)”等のおなじみの梅が出番を待っています。青空に凛として立つケヤキの大樹も春めいています。特にこの週末は、春本番のあたたかさです。

 春の風!梅の香りに誘われて
 街頭紙芝居がやってきた!
 人生いろいろあるけれど浮世渡世の浮き沈み
 おっとまだある、戦争・災害!
 ひととき忘れて紙芝居。
 愉快!痛快!おもしろい!
 街頭紙芝居が始まるよ~!

 カチ!カチ!カチ!拍子木をたたいて呼び込みをを始めると皆さんどんどん集まってくださいました。なんと、13時からの第1回目は60人以上のお客様です。私の街頭では初体験。自身の”半径3メートル”の紙芝居宇宙の紙芝居をただひたすら実行しました。
 演目は、ウクライナ民話の紙芝居「てぶくろ」です。皆さんに伝えたいメッセージ、「”てぶくろ”のような温かい世界がもうすぐ、皆さんの前にやって来る!」。心から願い込めて、ゆっくり演じました。その他、なぞなぞクイズと街頭紙芝居。
 14時からの第2回は100年前の宮沢賢治の名作「グスコーブドリの伝記」前・後編を一気に上演。人生の不幸や災害、戦争など理不尽な苦しみに負けず、ひたむきに明日に向かう青年グスコブドリーの伝記でした。お客様は、30人を超える方々でした。
 さて2回目のなぞなぞクイズで、拍手喝采の”ご名答”が出ました。それは、“烏賊(いか)”と”お酢の樽”の判じ物です。素敵な女性のお客様が挙手して「紙芝居のオジサン!」と答えました!そのココロは、「イカス!」だって!ビックリ仰天、七転八倒!いつもお客様イジリをしている私に、強烈なカウンター・パンチです。
 その通り‼大正解‼と言いたいところでしたが、正直に言いました!「ハズレです。正解は、“スイカ”です!」。
 でも、紙芝居オジサンは、本当にイカシていますよ。だって、大人も子どもも、高齢者も若者も混乱と不安の時代の中で、紙芝居でひとときを楽しく過ごして頂いているのですから!

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