足立区北千住「美登利湯(みどりゆ)」が会場!

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 地下鉄日比谷線で「北千住」に向かいます。朝のラッシュと電車の遅延の影響で大混雑ですが横浜からは通いなれた地下鉄の旅です。1時間程の外の見えない地下鉄は夜行列車のような錯覚にもなります。でも上野駅を過ぎ「下谷(したや)」、「三の輪(みのわ)」の駅を過ぎると突然、電車は地上走行に入ります。そこで視界に飛び込むのはスカイツリーです。
 足立区地域推進部の吉井さんのご案内で毎月、大衆浴場を会場にした紙芝居に通わせていただき、スカイツリーの方向感覚も備わりました。本当に目の前に屹立しています。地下鉄は、隅田川を渡って「北千住駅」に到着です。目の前には、横浜最後の街頭紙芝居師の故・鷲塚師匠が紙芝居を演じた東京の下町、紙芝居の貸元が競い合った街頭紙芝居の聖地が広がります。
 会場の「美登利湯」には吉井さん手作りの新しいポスターが貼られています。素晴らしい出来栄えです。やくざ映画の役者白龍(”はくりゅう”といってもみんな知らないですが)みたいに、メガネを光らせた私の似顔絵がすごいです。「黄金バットめ!おぼえておけ!《激怒マーク》」。しびれます、すごすぎます。私の心象風景をよくぞ描き切りました、吉井さん!ありがとうございます。道行く人が銭湯の前で足を止めて、ポスターに見入っていました。
 会場のお客様は約20人です。岡野和さんの落語を題材にした「善光寺お血脈(おけちみゃく)の印」から始めてなぞなぞクイズや鷲塚師匠ゆかりの街頭紙芝居、「風雲流五郎」を上演いたしました。絶好のタイミングで次回に続く、街頭紙芝居。「あァ~、なんで終わるの!」の声をお聞きしながら、またの再会をお約束しました。皆様、本当にありがとうございます。

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