大型連休の前半、幼児紙芝居に挑戦です
平成の時代から新しい時代への幕開け。今日は子ども達向けの紙芝居に取り組むことを企画していましたが、あいにくの雨。屋外での紙芝居は難しいため都内の乳幼児の保護者のお宅を訪問して紙芝居を上演しました。これまで小学生から大人まで、広範な年齢層のお客様を対象に紙芝居を上演してきましたが幼児向けの紙芝居は難しく腰が引けてしまいます。今回はどのような反応が返ってくるのでしょうか、期待と不安の中で紙芝居が始まりました。
今日の演目は、「パンダコパンダ」(2010年5月出版:教育画劇)の”パンちゃん危機一髪の巻”です。以前に購入し数年前に裏書の加筆や修正を終えていましたが上演機会がなく、というより自信がなく”うっちゃって”おりました。ほったらかしの状態が続いていたのです。平成の時代の最後に、忘れものに気がついたように挑戦しました。
内容は子どもパンダの大冒険物語ですが、登場人物がパパパンダから少女や動物園の園長、警察官など多士済々で16枚の長編は難しさを痛感します。なんとか最後まで上演しましたが、お客様の2歳児は舞台の前でじっと見入ったり、後に回ってながめたり最後には”抜き”のお手伝いをしてくれて紙芝居舞台から顔を出して喜んでくれました。とにかく無事終了してよかったです。
でも会場の方からは、「以前放映されたアニメを見たことがあるのですか?」「パパパンダの声がピッタリでした」との感想をいただきました。とにかく挑戦すること!、失敗すること!、恥をかくこと!その”三つの目標”に向かって取り組んだ私の平成の時代でした。ささやかな紙芝居、でも感謝いっぱいで時代のひと区切りが迎えられそうです。本当にありがとうございました!