ワクワクつるみ!90周年祭に巡業しました

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 鶴見区政90周年「ワクワクつるみ!90周年祭」は久しぶりの秋空の下、大きな盛り上がりです。その第一日目、なつかし亭はJR鶴見駅東口の歩道で、手回しオルガンの紀(きの)さんと交代で3公演(各回30分)の舞台です。紀さんは、先日の毎日新聞でも紹介された、ユニークな音楽系の大道芸人で、メルヘンの世界をやさしい音色の手回しオルガンで醸し出します。
 さて私は、彼女の演奏終演後に間をあけずに即上演です。その場のお客様に切れ目なく自然に、紙芝居に向いていただくように腐心しました。なつかし亭の街頭紙芝居宇宙をどのように創成し発信するかが楽しい課題でした。お隣では、まだ手回しオルガンの体験が続きます。その余韻が東口の歩道に漂います。このような場合に、すぐに紙芝居上演に入ってもお客さまにはうけません。私は、街頭紙芝居の”惹句(じゃっく)”〈キャッチコピー〉を拍子木を鳴らしながら口にしました。その中で90周年祭の意義と目的を伝え、そして皆様と共に今日から一歩を踏み出す!目の前のお客様に現実に戻っていただくための手堅い方法は”拍子木と惹句”です。前夜に考えた数種類の五七調の短文を繰り出しました。

鶴見区政90周年わくわく祭りにご来場いただきありがとうございます。素晴らしい手回しオルガンの演奏の後は昭和の街角、街頭紙芝居、なつかし亭の登場です。
鶴見の川風、海の風。潮の香りと歴史のにおい、それに下町情緒が加わって世界に開く横浜の、花咲く文化の先頭で、日本の昭和を支えた鶴見の街が、歳を重ねて磨かれて、この平成のこの時代、90歳の誕生日!これから100歳、150歳、・・・

何時何時までも住みたい街に、あなたが手を貸し、手を引いて、何時何時までも、おたがいさまと!支えあう、今日はあなたが主役です。今日はそんな一歩を威風堂々踏み出してまいりましょう!!

 ありがたいことに多くの方が足を止め、路上に座り、腰を掛け楽しんでくださいました。特に第3回目の公演は終了が午後7時です。”黄昏”を過ぎて秋の夕闇が濃い歩道に、拍子木の音が響きます。”大道芸人冥利”につきます。本当に勉強させていただきました。また明日、精一杯頑張ります!

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