2016.12.11
カテゴリ：ブログ
街頭紙芝居を次代へつなぐ「デビュー講座修了生」の発表会
今年の夏から秋に開催された5回の「街頭紙芝居デビュー講座」は街頭紙芝居初心者を対象に、次の世代へ街頭紙芝居を”演じて伝える”本格的な講座です。今日はその研鑚した成果の発表会として歴史博物館エントランスの特設会場で開催しました。
出演者の3人は上演技術、表現力そして何より昭和の記憶遺産を次代に継承する意欲と情熱あふれる方々です。故・鷲塚隆さんが愛した街頭紙芝居の珠玉の作品「風雲流五郎」「ハリマオの逆襲」「乙女の曲」そして「吸血墓場城」などが次々に上演されました。
12月6日のＴＶＫテレビで放映された「魅力再発見！街頭紙芝居」。そこに登場した歴博学芸員の刈田さんやなつかし亭はあらためて街頭紙芝居の次の世代への継承を強く訴えました。昭和の街角のなつかしい紙芝居を知らない若い世代、その保護者や子ども達にもしっかりと昭和の有形民俗文化、記憶遺産の街頭紙芝居を伝えていく一歩になりました。見て下さったお客様、出演者の皆様、本当にありがとうございました。
