秋の10月、歴博ラストサタ紙芝居です

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 10月の歴史博物館「ラストサタデイ紙芝居」、2か月ぶりの出演です。夜来の雨があがり、秋の”歩こう会のイベントが開催される中で歴博玄関前の”街頭紙芝居”に参加できました。

 10月11日の故鷲塚隆さんの4回目のご命日の月。出演は高橋綾さんと”なつかし亭”の岸本です。3回の公演ですが高橋さんは、「大怪獣ダイラ」の最終巻を終演。新たに中央図書館所蔵の街頭紙芝居から「乙女の曲」1巻~2巻と所属する関西三邑会の「マンガ」「クイズ」を上演しました。なつかし亭は、11月~12月にかけて開催される「横浜市中央図書館紙芝居展」のPRも兼ねて「ジャングルボーイ31巻~32巻」、「お山の金ちゃん」「とんとん金ちゃん」シリーズの漫画、そして鷲塚隆師匠のご寄贈された「風雲流五郎22巻~24巻」を上演しました。

 お客様は第1回22名、第2回39名、第3回17名でした。秋の歩こう会の参加者が目の前を通りますが、全長8キロの起伏あるコースを150分かけて歩きとおした参加者はなかなか紙芝居観覧の余裕がありません。でも井上副館長が率先して、歴博入館案内と街頭紙芝居の参加案内に声をかけて下さいました。井上さんは戦中のユダヤ人迫害に身命を賭して抵抗し生命を守った「杉原千畝氏の企画展」開催に当たり、事前に自費でドイツのアウシュビッツ他のゆかりの地を訪問調査されたとお聞きします。

 一流の研究者でありながらいつも市民の目線を忘れない、そんな方々が横浜市歴史博物館を日々輝かせています。横浜市民として、本当に誇りに思います。時代を超えて貴重な市民の財産の継承を願った鷲塚さん、そしてそれを受け継ぐ歴博の皆さんには不変の価値観を共有し人として輝く共通の魅力とひたむきさが溢れます。本当にありがとうございます!