”ユーラシア文化館夏まつり”大盛況でした

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 東横線・みなとみらい線「日本大通り」駅は神奈川県庁や横浜スタジアム、中華街、大桟橋にアクセスする横浜の表玄関。その駅に直結の横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館の「夏まつり」が開催されました。”ギリシア考古学の父”「シュリーマン」の特別企画展も開かれ多くのお客様で賑わいました。
 シュリーマンの企画展の見どころの一つは担当学芸員の展示解説に加えて、シュリーマンの”自筆日記”です。幕末に横浜を訪問した彼は停泊中の大型船から小舟で上陸。その際に全身に彫り物をした船頭から「指を4本立てて」「テンポウ!テンポウ!」と船賃として「天保銭4枚」を要求されたと。その他江戸の風物が日記と対訳で楽しく紹介されています。
 素晴らしい企画展に負けないように紙芝居はこの展示解説の前後に3回公演を行いました。会場となったのは閉鎖されている「旧第一玄関」。参加者は1回目32人、2回目20人、3回目は15人のお客様です。この日の紙芝居のテーマは”笑いときずなで夏に負けない!”です。冷房のない場所での紙芝居にはピッタリのテーマです。流れる汗がテーマを実感させてくれます。
 駅入口での拍子木を鳴らし個人的にも勧誘してお客さんになんとか集合していただきました。私:「お客様紙芝居どうですか!」、お客さん:「これからお弁当食べるんだよ!」、私:「それじゃ紙芝居見ながら食べて!」(ヒドイおじさんだね)。別の若者は駅前から声をかけて同伴しました。やっと座ってくれた貴重なお客さんです。私(スタッフの方に):「このお客さん、絶対逃がさないでね!」(まるで誘拐だね)。でもみなさん、最後は楽しく満足してお帰り下さいました。本当に久しぶりにドキドキハラハラの楽しい紙芝居でした。平野館長、青木係長他皆様、本当にありがとうございます!