石の恩師”ハジメ先生”のお宅を訪問!

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 GWに新潟に帰省していました。新潟県の実家から更に国道7号線を北上、現在は村上市と合併した旧朝日村の佐藤はじめ先生をお訪ねしました。はじめさんは永年営林署に勤務し奥深い山々を踏破し、豊かな自然を次代へ継承する仕事に従事されていました。退職後は地域の民生委員を務め、地域のボランティアとしても活躍されている私の尊敬する大変立派な方です。

 最初の出会いは10年近く前のこと、朝日村の”道の駅”で見つけた特徴ある”石”とはじめさんが書いた説明文でした。歌に詠まれ県内有数の河川「三面川」、その支流「白滝川」で採取された風格ある漆黒の石に魅了された私は、その説明文を書いたはじめ先生の自宅をお訪ねしました。以来、そのお人柄と奥様の慶子さんの明るさに魅かれて今日までお付き合いしていただいています。

 地元では〝蛇崩れ(ジャクレ)”と呼ばれる石は、著名な”八海山石”にも似ていると言われますが、地域が育てた独特の風格が石に備わります。はじめさんと川に入り採石する楽しさは忘れられません。今回は、はじめさん、慶子さんに故・鷲塚さんが横浜歴史博物館に寄贈された街頭紙芝居「愛の山河(20巻)」を見ていただきました。そして、お土産に頂いた”八海山石”と”白滝川の石”、いずれも個性が輝き、まろやかで優しく強い”はじめ先生”の人生のような風格をかもしだします。本当にありがとうございます。