まずはクイズから。巡業日記がスタート。

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 半月ほど、巡業日記をお休みしました。その間に季節はめぐります。”大寒”を過ぎて、”節分”から”立春”を迎えました。厳しい冬の寒さもありがたいのですが、やはり”春”は待ち遠しい季節です。これからまた、ささやかな”紙芝居の旅”に出かけます。

 街頭紙芝居の”色物”といえば「なぞなぞクイズ」です。昨年、11月13日に横浜市有形民俗文化財に指定していただいた”故・鷲塚師匠のコレクション”。その中にも数問のクイズがありました。上段の右は冬の屋外の子ども達、”さあ何ができたのでしょう”とヒントがあります。”ハイ、ハ~イ”とお客の子ども達から一斉に手が上がる60年前の昭和の街角がハッキリと浮かびます。

 下段は江戸の”なぞなぞ”を参考にした自作クイズです。左は干支の”猿”にちなんで”生活雑貨”の名前をあてます。下段右は地名を当てるクイズです。”ブブ~ッ”と高らかな放屁。いやだね~、と家族は鼻をつまみます。”お下品、お下劣”、の一問です。でもわかりますか?

 *先日、我が家に見えたお客様。自宅の飼い犬の前で、”ブブ~ッ”だって。犬が顔をしかめていました。後で言っていました。「あ~クサカッツタ!」。これヒントになりますか?