歴博「ラストサタデイ紙芝居」開催、秋満開です!

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 連日の雨がやんで”秋が満開”の歴史博物館で9月の「ラストサタデイ」紙芝居が開催されました。出演は私、なつかし亭と高橋さんの二人です。来月には、貴重な街頭紙芝居と自転車舞台一式を歴史博物館に寄贈して下さった故・鷲塚隆さんの3年目の祥月ご命日が迫っています。特に、師匠の思いを深くして鷲塚コレクションの街頭紙芝居を上演しました。

 私の演目は、「赤外流星人(17巻~19巻)」となぞなぞクイズに「お山の金ちゃん」の漫画、そして「風雲流五郎(第8巻)」を3回の公演で上演しました。私がいつも強く思うこと、それは”横浜最後の街頭紙芝居師”といわれる鷲塚師匠の紙芝居は”どんな紙芝居か”、ということです。生活のため、そして生きるための紙芝居であったとしても、”横浜の・・”という、鷲塚紙芝居の宇宙がどんな宇宙であったのか、それを伝えていきたいと思うのです。今日も、その思いを強くしました。

 3回の公演のお客様は、100人を超えました。3年前入院中の鷲塚師匠の意向を受けて、最後まで手元に残していた街頭紙芝居全ての寄贈を実現し、そして時代を超えて今日、横浜市民に活現して下さる刈田均学芸員からもねぎらいいただき、本当に感謝があふれます。ありがとうございます。

 3回目の最終回、私と同年代のお客様に感想をお聞きしました。「いかがでしたか?」。「そうだね。”風雲流五郎”の悪役”鬼頭玄龍斎”の声音(こわね)がよかったよ」「東映の”片岡知恵蔵”みたいだったよ!」「楽しかった!」と。私は紙芝居で悪役の方が好きなんですよ、そうお答えすると「声だけでなく、顔も悪役だよ!」だって。ひどいお客様です。ガックリ!

*歴博のガイド・ボランティアの方と、写真を撮っていただきました。いつもお世話になりありがとうございます!皆さんはいつも、”ガイドボラの立場上やむなく”紙芝居を見守ってくださいます。がっかりさせないような、紙芝居頑張ります!