南区太田小学校、オリジナル紙芝居打ち合わせ!

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 横浜の生んだ小説家大佛次郎は「鞍馬天狗」シリーズの著者として著名ですが、歴史小説から現代小説そして軽妙でやさしい「スイッチョねこ」等の童話作家として幅広い分野で知られています。その大佛次郎の卒業した南区太田小学校に紙芝居実演の打ち合わせに出向きました。

 横浜歴史博物館では10月10日~11月23日までの予定で、秋の大型企画展「すくすく育てみんなの願い」~出産と育児をめぐるモノがたり~が開催されます。付属する各種イベントでひときわ光彩を放つ魅力の記念製作物が、歴博の”オリジナル絵本”「よこはまのまわりじぞう」「よこはまのおしゃもじさま」の刊行です。子どもの生育を願う時代を超えた大人たちの願いが素朴な絵と文に溢れています。この絵本の紙芝居作製計画も進行中です。

 昨年の大好評を得た「蒔田の吉良氏」企画展、その中で横浜英和女学園の中・高校生歴史部が製作・上演した創作紙芝居「蒔田城さき姫ものがたり」は連日の公演で大喝采を受けました。今回の絵本紙芝居は歴史博物館のオリジナル作品で、今日はその上演について太田小学校4年生の皆さんにご相談に訪問した次第です。もちろん,上演することが決まり学校や生徒達の準備と態勢が整えばこれから、紙芝居の読み原稿の作成、拍子木のたたき方そして演じ方の勉強を重ねて企画展での公演に臨みます。実は、不思議なご縁で3か月前の6月10日に太田小学校の図書室で私の紙芝居を上演して、皆さんに見ていただきました。そのご縁で歴博での上演について先生と生徒の皆さんに直接ご依頼と相談に訪問したのです。さあ、生徒の皆さんの反応はどうでしょうか。これから秋のみのりに向けて、うれしいイベントが始まるかもしれません。どうぞよろしくお願いいたします。