春爛漫の4月ラスサタ、これからスタートです

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 歴博4月ラスサタの新年度がスタートです。出演は”なつかし亭”と”あややさん”の二人。私は、3回とも新年度の”顔見世興行”のつもりで「まぼろし探偵長」「天馬の怒り」「赤外流星人」「愛の山河」の”鷲塚コレクション”のオールスター総出演です。”あやや”さんは「双頭の殺人鬼」を完結させ、「大怪獣ダイラ」に入りました。

 いつもながら、素晴らしいお客様に応援されて上演を終えました。いつもいつも、最前列で紙芝居を見て下さる常連の”はる君とユキちゃん”兄弟。本当にありがとうございます。ご両親同伴でいつも、いつも街頭紙芝居を見てくださいます。何が幼い二人を魅了しているのでしょうか。

 鷲塚さんが歴史博物館に寄贈して下さった紙芝居の多くは今から、60年前の貴重なもの。しかし時代を超えて伝播される魅力、それは人が人に伝える”対面力”にあるような気がします。”半径3メートルの宇宙”である紙芝居。そこには現代社会が忘れていた魅力があふれます。それを引き出すことが紙芝居を演じ、伝える私たちの役割です。お客様に励まされ、叱られ、育てられる紙芝居だと痛感します。

 鷲塚師匠が遺してくださった紙芝居を大切に次代に継承してまいります。”はる君とユキちゃん”!これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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