歴史博物館ラストサタ紙芝居、上演しました

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 歴史博物館で所蔵する「鷲塚隆街頭紙芝居コレクション」を定期的に上演する「ラストサタデイ紙芝居」は散歩中に立ち寄るお客様や”ご常連”の方も増えて本当に定着してきました。

 五月のラスサタ紙芝居は、”のんきやあやや”さんと私の二人です。真夏のような日差しですが、玄関前の日陰に自転車舞台を置いてスタート。開演前には毎回、歴博オリジナルの飴やキャンデーを販売します。この紙芝居の時だけの特例、特別許可です。

 飴をしゃぶりながら子ども達の人気は「まんが」や「クイズ」でしょうか。この日は、大阪の日本一の”紙芝居の貸元”「三邑会」の会員、あややさんが特別に借りてきた年代物の「クイズ」やなつかし亭が最近入手した現物の「お山の金ちゃん(393巻」などめったに見れない当時の街頭紙芝居、「本物上演」大会となりました。

 もちろん「赤外流星人」「吸血墓場城」そして「愛の山河」など「冒険アクション」「少女もの」「チャンバラ」などレプリカで用意された街頭紙芝居もお楽しみいただきました。そして楽しかったのは”あややさん”の「赤外流星人」。探偵事務所に勤務する”五郎八”くんが、お客におだてあげられて、大盤振る舞いの場面。寿司や酒をおごられる”石松三十石舟”そっくりの展開となりました。さてそこで、上演終了となりますが、飲み食いしたこの店で「”五郎八”はちゃんと、代金をお支払いすることができるでありましょうか・・!」だって。おもしろいですね。愉快です。鷲塚師匠もご覧になっていたら、きっと笑ったでしょうね。”それが街頭紙芝居だよ!”って。