大佛次郎記念館に紙芝居打合せに訪問!

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 横浜のランドマークの一つ、「港の見える丘公園」の”大佛次郎記念館”を訪問しました。夏休みに予定しているイベントで紙芝居上演のお手伝いです。

 アーチ型の屋根と赤レンガの記念館は、横浜ゆかりの作家「大佛次郎」の文学世界と猫を愛した文人の息づかいが聞こえてくるような魅力的な施設です。少年時代には”鞍馬天狗”が大好きだった私は館内の”嵐寛寿郎の映画ポスター”に見いってしまいました。

 しかし大佛次郎が昭和21年に童話「スイッチねこ」を発表し、それが10年後には教育画劇社から紙芝居となっていることはあまり知られていません。昭和20年~30年代は街頭紙芝居の黄金期ですが、印刷された教育紙芝居の作者だったことは本当に驚きです。その貴重な童話「スイッチねこ」を記念館内で上演することができそうです。

 担当は吉田学芸員と大房さんです。魅力あふれるお二人に初夏の風が吹き抜ける館内をご案内していただき、大衆文学の巨匠の紙芝居世界を精一杯お伝えさせていただくことにいたしました。不安がいっぱいですが、私にとっても”挑戦”です。どうぞよろしくお願いいたします。